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新種の八重桜『はるか』 福島復興のシンボル

新種の八重桜『はるか』 

『はるか』

農林水産省は福島県の復興を祈念し、新種の八重桜『はるか』を庁舎前に植樹しました。
福島県では地元が舞台となる2013年のNHK大河ドラマ「八重の桜」にちなみ、八重桜を新たな復興シンボルとしています。

新種の八重桜『はるか』は森林総合研究所多摩森林科学園が育成し、福島県に寄贈されました。
福島・東北を応援するシンボルとして、はるかかなたの未来まで広がって欲しい・・・
という思いを込めて 「八重の桜」主演の綾瀬はるかさんにより、『はるか』と命名されました。
『はるか』は今後、福島県の復興を応援する役割を担ってくれることでしょう。

『はるか』は農林水産省本省庁舎の正面玄関前の左右に植えられています。
お近くにお寄りの際はぜひご覧になって、福島・東北の復興を願っていただきたいです。
まだまだ幼い苗木ですが、しっかり根を生やし、美しい花を咲かせてくれるでしょう。
どうか『はるか』の成長を見守ってくださいね。

 

 

『はるか』について

バラ科 Rosaceae
‘はるか’
Cerasus ‘Haruka’

‘はるか’は、独立行政法人森林総合研究所多摩森林科学園のサクラ保存林に植えられている’思川(おもいがわ)’の種子を1999年に発芽させたものです。花粉親は’手弱女(たおやめ)’と推定されています。花弁は基部が白色に近い淡紅色で14~19枚の八重咲きです。開花期は4月中旬頃。2012年に、種苗法に基づく品種登録を出願しています。

【命名の由来】
2013年に放映されたNHKの大河ドラマ「八重の桜」にちなみ、福島県では八重桜を復興のシンボルとしています。そこで、森林総合研究所が育成した桜を福島県に寄贈し、大河ドラマ主演の綾瀬はるかさんによって、’はるか’と名付けられました。現在、復興支援に対する感謝の気持ちとして、福島県から全国に’はるか’の苗木を贈呈・植樹するプロジェクトが進められています。

 

2018年の『はるか』です。定植したときよりも幹は4倍ほど太くなりました。まだまだ若木ですが随分とたくましく成長しました。花もたくさん咲くようになりました。ぜひ近くでご覧になって下さいね。


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